川をさかのぼってきた津波に押しやられた瓦礫が、水の流れをせき止めてしまっています。複雑に絡み合った漁業用の網、木材、看板、学習机、家電製品などを岸に引き上げるのは一苦労。
9月とはいえ厳しい日差しの中、時に襲ってくるハチ、ヘビ、ヒルに気をつつ慎重に作業を行います。他のNPO団体とともに、2～30人のマンパワーで一気に瓦礫を引き上げて、なんとか川の流れを復活させるところまでは片付けることが出来ました。震災から半年が過ぎて、住宅やお店などは徐々に片付きつつあるものの、まだまだ手付かずの場所も多いことを知らされた一日でした。
