2017年6月23日金曜日

日本福音ルーテル教会女性会連盟被災地訪問。20170620-22

今週の火曜日から木曜日まで、日本福音ルーテル教会女性会連盟主催の被災地訪問が、全国から集まった12名+大学研究者2名+現地支援者2名の総勢16名で行われました。


初日はご自身の娘さんを津波で亡くされた「小さないのちの意味を考える会」http://311chiisanainochi.org/代表の方のお話を、愛知県から訪れた方と共に、現地の大川小学校でお聞きしました。



大川小学校は様々な議論の末、生き残った子どもの声により震災遺構として残されることが決定しましたが、この地域ではご覧の通り、引っ切り無しにダンプカーが行き来し、未だに復旧作業が連日続いています。


大川小学校を後にした一行は、かき養殖のための共同作業・漁具倉庫の支援先の見学を行いました。


そして、その日の夕食はその支援先からいただいた牡蠣や地元支援者の方の手づくりの郷土料理をいただきながら、支援者の方のご自宅で参加者相互の交わりを深めました。





二日目は「つるしびな」製作を三か所の仮設団地で行った地元ボランティア団体の方々と仮設追波川河川団地(主に大川小学校のある地域の方が居住している)で現在、布ぞうり製作・販売をしている「なごみ会」の皆さんとの交流会をご覧の通り行いました。仮設追波川河川団地に入居している方は来年の7月頃には道の駅「上品の郷」向かいに建設される復興公営住宅に入居される予定です。







 その後、お隣の仮設追波川多目的団地(主に雄勝地域の方が居住している)でつるしびな等の製作・販売を行っている「華の会」を訪問し、作品の購入支援を行いました。仮設追波川多目的団地に入居の方は来年の12月頃には道の駅「上品の郷」向かいに建設される復興公営住宅に入居される予定ですが、その前に、近くの仮設団地に入居されている方は、この団地に集約されるそうです。




お昼は道の駅「上品の郷」で地元名物「金華さば丼」をおいしくいただきました。


昼食後は、わかめ養殖の支援先を訪問




ご覧のわかめ料理をいただいた後は、養殖されたわかめを購入しました。




その後、一行は、車いすダンスの支援先を訪問


車ダンス支援のいきさつや、被災した時の状況などのお話を聴いた後は手作り用品の購入支援を行いました。



そして、迎えた最終日、今回の震災で最も犠牲者の多かった南浜・門脇地区を訪問。


震災遺構として残されることが決定した門脇小学校を見学し、


新たに南三陸まで伸びた三陸道を利用して南三陸町志津川地区に向かいました。
南浜・門脇地区はご覧の通り、新しい道路も整備され、復興公営住宅も整備され始めています。その影響でこの地区の復興へのシンボルでもある「がんばれ石巻」の看板には近づくことができなくなっていました。


そして、南三陸町志津川地区に到着。
かさ上げ工事もかなり進み


JR気仙沼線に代わるBRT(バス高速輸送システム)の駅も町の中央に移設され、仮設商店街であった「南三陸さんさん商店街」もリニューアルされていました。



かさ上げは、ご覧の通り防災対策庁舎の二階部分までの高さに達っしています。


そして、今回訪問最後の気仙沼市本吉町前浜に到着。
ルーテル教会救援最大の支援先であった、「東日本大震災復興記念前浜マリンセンター」を訪問しました。


今は、気仙沼市のコミニュティセンター(避難所)になっているマリンセンターは、毎週のように様々な方に活発に利用されています。



マリンセンター建設の経緯や現在の利用状況などのお話をお伺いした後は、「KEPPAPE(けっぱっぺ)」の手作り品の購入支援を行いました。




恒例の記念写真撮影後、一行は一路、仙台に向かい、2泊3日の被災地訪問を無事終えることができました。感謝です。

2016年6月25日土曜日

日本福音ルーテル教会女性会連盟被災地訪問。20160621-23



今週の火曜日から木曜日まで。日本福音ルーテル教会女性会連盟の新しい役員の方々が、現在も支援を継続している支援先への訪問を行いました。

初日は、「となりびと」が置かれていた仙台教会で、地元の名産をいただきながら、東日本大震災被害の確認と現状、そして、「となりびと」の働きや「となりびと」終了後の支援などについてふりかえりました。


二日目は、早朝に仙台市内のホテルをレンタカー二台で石巻方面に向かいました。
復興道路の三陸道は、四車線化や新しいインターの設置も進み、最高時速も100kmと高速道路並みとなり、仙台からのアクセスもより早く、快適になりました。



今回の震災で最も多くの死者を出した南浜・門脇地区に設置されている「がんばろう石巻」の看板は、周囲のかさ上げで埋もれるようになっていました。また、隣には、今回の震災被害について学べる建物も新たに設置されていました。





「がんばろう石巻」の看板を後にした一行は、現地支援協力者の待つ日和公園に向かいました。


その途中、いたるところで復興工事がご覧の通り行われていました。



日和公園に到着すると、南浜で被災した方と偶然と出くわし、その当時の生々しいお話をお聞きしました。




日和山公園でのお話の後は、現地支援協力者の方の情報によって実現した漁協の漁具倉庫を見学し、当時の裏話を元となりびとスタッフから聞きました。





漁具倉庫見学の後は、復旧した「サンファンバウティスタ号」が設置されている宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)から、大規模仮設大森団地へ。


 最大4ケ所の仮設団地で行っていたお茶っこサロン「おしん」は、機材一式を贈呈した地元社会福祉協議会所属の地域生活支援員の方々によりご覧の通り、現在も開催されていました。






そして、お昼は復興拠点の一つでもある道の駅「上品の郷」で地元の名物を堪能しました。
「上品の郷」の前の荒れ地は、このあたりの仮設団地に住む方のための大規模災害公営住宅の埋め立工事が進んでいました。仮設団地の方のお話では、入居は来年の12月頃から始まるようです。

また、以前は、震災被害がパネルが展示してあったコーナーのパネルは、復興計画等のパネル展示に変わっていました。


昼食後は、今回の訪問の目的の一つでもある、仮設団地集会所での交流会。まずは、3ケ所の仮設団地の集会所で「つるしびな」の指導を行った地元ボランティア団体の元メンバーと、現在も仮設団地集会所で「布ぞうり」を作成する石巻なごみの会メンバーとの交流会。参加者一人一人の自己紹介の後、手作りのデザートが並ぶテーブルを囲み、なごやかな交流会が行われました。



交流会は、松本教会員手作りの地元の方にプレゼントされたステンドガラスと「つるしびな」を囲んでの記念撮影で締めくくりました。


交流会後は、となりの仮設団地で「つるしびな」などを作製している華の会を訪問。


サンプルなどの購入を行いました。




仮設団地を後にした一行は一路、北上町へ。



到着するやいなや、様々のオリジナルの海藻料理などをご覧の通り堪能し、わかめなどを購入しました。


海藻料理を堪能した後は、石巻市内のホテルにチェックイン、簡単なふりかえりの後、この日、一日お付き合いをしていただいた地元支援者の方のお宅に招かれ、海のパイナップルと言われるほやなどの地元名産をいただきながら親交を深めました。感謝です。



最終日は、石巻市内のホテルを早朝にチェックアウトし、大川小学校へ。


降りしきる雨の中、当時の悲惨な状況を覚え、各自で祈りました。


大川小学校を後にした一行は、南三陸町の防災庁舎へ。
防災庁舎はご覧の通り、かさ上げされた中に埋もれていました。




その後、途中、仮設商店街でトイレ休憩をし、最後の訪問地、気仙沼の前浜マリンセンターに向かいました。




前浜マリンセンターでは、元となりびと現地スタッフから建設の経緯と現在の利用状況・課題などの説明を受け、活発な質疑応答がなされました。


一行は最後の訪問地を後にし、一路JR仙台駅に向かい、全国のそれぞれの地へ派遣されました。
被災地の一日でも早い完全復興と今後も息の長い支援が継続されますよう神さまのみ支えをお祈りいたします。