久しぶりに投稿いたします。今日も、仙台教会での主日礼拝の後、みなさんと懇談の時を持ちました。礼拝では、共に神に向かい、礼拝後は、互いに向かい合って楽しいひとときを持ちます。教会ならではの交わりであり、安らぎの時です。今日は、スタッフにと東京から送ってくださった甘酒やお汁粉のお相伴にあずかりました。雪が積もった仙台での温かい交わりでした。
伊藤先生やスタッフの佐藤さんの貴重なお話を伺いました。ユニフォームが流された石巻のミニバスケットチームの小学生にルーテルからユニフォーム支援をしたそうで、メンバーのみなさんがユニフォームを着て撮影した集合写真が送られて来ていました。南相馬市の仮設住宅の方からの支援願いの手紙も見せていただきました。ボランティアスタッフの働きに感謝するばかりです。
最近、勤務する大学のカウンセリングセンターからチラシが配布されました。アニバーサリー(記念日)反応について記してありました。具体的には、3月11日が近づくにつれ、大震災を思い起こして不安になることがあること。それは誰にでもあることなどが解説してありました。わたしなどは弱虫なのか、既に、先月から、3月11日が近付いていることに不安を覚えています。先月、青田先生たちが仙台にいらっしゃった際に、来る3月11日のことについての話になりました。日曜日ですので記念の礼拝を計画したい旨のお話でした。当然の計画でしょう。ですから、これは、全くわたし個人のメンタル上の問題ですが、「わたしは、いつものように淡々と仙台教会で礼拝をして、午後の(地震が発生した)時間は家族と一緒にいたいのです。」と答えました。落ち込んでいたいという気分もあるのでしょうね。おそらく、落ち込んでいるときはイエス様を求めているときなのかも知れません。ふと横を向くと主が座っている。こどもになることができる。そんな時なのかも知れません。
先週、4月から研究室のメンバーになる学生を集めました。そのうちのひとりは仮設住宅から通ってきます。研究室が、喜びの場となり、あるいは落ち込むことができる場となればと思います。何よりも神と、神によって集められた友の交わりが与えられる教会に招かれることを祈りたいと思います。
仙台教会 長島慎二