2013年9月29日日曜日

【防災・減災】 防災講演会@神戸を開催しました。 20130928

9/28(土)、神戸の神戸ルーテル聖書学院で防災講演会を開催しました。



今回は宮城県石巻市北上町の佐藤清吾さんをお迎えしての講演会でした。
土曜日の午前中という時間でしたが、
会場には宮城にボランティアに来てくれた方たちも駆けつけてくれました。

最初にスタッフSの方からとなりびとの活動の報告を簡単にさせてもらった後、佐藤清吾氏よりお話し頂きました。


北上町十三浜とは、震災後の4月頃からつながりができ、生活物資の支援やガレキの片づけ、漁業者のための箱メガネ用の板材の提供、テント倉庫の再建支援、大室南部神楽の神楽衣装の縫製ボランティアなどの支援をしてきました。

その時々の活動についてもブログで紹介していますので、以下をどうぞ。
http://lutheran-tonaribito.blogspot.jp/2011/06/blog-post_7619.html
http://lutheran-tonaribito.blogspot.jp/2011/09/110907_4616.html
http://lutheran-tonaribito.blogspot.jp/2011/08/110809_10.html
http://lutheran-tonaribito.blogspot.jp/2011/11/20111115.html
http://lutheran-tonaribito.blogspot.jp/2012/05/20120524.html
http://lutheran-tonaribito.blogspot.jp/2012/05/20120503.html
http://lutheran-tonaribito.blogspot.jp/2012/05/20120504.html
http://lutheran-tonaribito.blogspot.jp/2013/05/20130504.html

清吾さんからは、震災当日の状況やその後の浜の復興の過程の話、住宅再建がまだ見通しが立たない話など、さまざまなお話をしていただきました。


お話の後には会場から質問や感想が複数出されるなど、有意義な講演会となりました。




佐藤清吾さんの書いた文章や取材記事は、『3.11 慟哭の記録』新曜社 や『婦人の友』の最新号2013年10月号でもご覧になれますので、どうぞご覧ください。

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『3.11 慟哭の記録』http://d.hatena.ne.jp/daishinsainohon/20120218/1329572119

【東北学院大学 震災の記録プロジェクトとは】
 震災直後から宮城・岩手・福島の被災地を訪ね、あらゆる年齢・職業の人々に震災記録の執筆を依頼した結果、2011 年4月~11 月、27 市町村71 人の原稿が集まった。写真を掲載せず、言葉の力のみで現場のリアリティを伝える“震災エスノグラフィ”(民族誌)をめざした。
 生と死の瀬戸際を彷徨い、家族を亡くし、家や仕事場を失った人々の慟哭と絶望に、どのように寄り添い、再起を支援できるか。本書は、苦難に立ち向かう東北再興の出発点である。

【おもな内容】

震災川柳・両親を仮土葬・行方不明の子を捜索・津波火柱から脱出・消防団活動・海苔養殖復興・遺体身元照合ボランティア・福島第一原発に乗り込む・転々と原発避難・一時帰宅・脱ニート・避難所運営・女川原発見学・山津波・新幹線閉じ込め・エコノミークラス症候群…

【目次】

妻や孫を呼ぶ声だけが谷間に谺する―石巻市北上町十三浜大室  佐藤 清吾

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『婦人の友』http://www.fujinnotomo.co.jp/magazine/fujinnotomo/fujinnotomo.html

 婦人之友 2013年10月号
座談会 宮城県石巻市十三浜にて 浜と食卓がつながるために
 佐藤清吾(漁師・宮城県漁協十三浜支所運営委員長)/小山 清(漁師・十三浜相川地区の自治会役員)/結城登美雄(地元学)/宮内泰介(環境社会学)/三藤靖子(仙台友の会会員)


(佐藤)