2014年1月15日水曜日

被災した女性のためのケア講座を開催しました 20140113

2013年12月にも行った被災した女性のためのケア講座の2回目を、1/13(月・祝)の午前中、石巻市にある鹿妻コミュニティハウスで開催しました。

2回目の今回は「阪神大震災の経験を聞きませんか 女性の日常は・・・-家族・子育て・自分―」と題し、神戸市にある人と防災未来センターの方に来ていただき、神戸の被災者の手記を手掛かりにしながら、石巻の方々の今について参加者の方とお話ししたりしました。

参加者は前回よりも増え、20名を超える方が参加してくれました。

はじめに人と防災未来センターの方から神戸の方の手記の紹介がありました。
講師の方も子どもの頃に阪神大震災を経験したそうで、その時の話もしてくださいました。

阪神大震災を経験した人が、震災から1年目、2年目、4年目、6年目、10年目などに書いたその時々の気持ちを紹介しながら、人によって違うけれども10年たっても15年たっても震災で経験したことは、さまざま変化しつつも、続いていくこともあるといった話をされました。

また話すという表現よりも書く方が合う方もいるので、無理に話す必要はなく、それぞれの人がそれぞれの人の気持ちを大事にして欲しいというような話もされました。

ちなみにこれらの手記は以下のサイトから読めます。
http://www.npo.co.jp/hanshin/

その後、丸くなって神戸の方の手記を聞いて感じたことなどを語り合ったりしました。



参加者の方からは、神戸の方の経験を聞いて「なんだかほっとした」といった声も聞かれ、それぞれの方が何かしら得るものがあったようでした。


(佐藤)