2014年3月14日金曜日

【防災・減災教育】南海トラフ大巨大地震対応実務研修会。20140311-13


昨日(3/13)まで、近い将来発生すると言われている南海トラフ巨大地震に対応するための実務研修会が、今回の支援先等で行われました。今回はルーテ教会救援を構成する三教団から若手牧師を中心に7名の方が参加され、今回の震災対応をされた方などから、震災発生後の対応方法等についてのお話をお聴きしました。

初日は、東日本大震災三周年記念礼拝後、先遣隊として活動されたY牧師とルーテル教会救援のA本部長、そして、Sチーフスタッフの話に耳を傾けました。
 

翌日は、前夜の話を受け、南海トラフ巨大地震が発生したことを想定したシュミレーションを各自行い、宮城県漁業協同組合石巻地区支所での牡蠣養殖用共同漁具倉庫贈呈式に参列しました。


そして、 お昼に石巻市役所の1階にある高校生カフェで地元高校生が開発した、地元食材を使用したカレーをいただいた後、震災時に臨時避難所ともなった日本キリスト教団石巻栄光教会を訪問しました。

その後、今回の支援活動のコーディネーターとしてお手伝いしていだいた方と共に、今回の震災でもっと被害の大きかった石巻市南浜・門脇地区を訪問し、当時の混乱した状況などのお話をお聴きしました。


お話しをお聴きした後、場所をカリタス石巻ベースに移し、震災時の支援状況などのお話を改めてじっくりとお伺いし、一行は、大川小学校、南三陸町防災センターに向かいました。


 

研修二日目の最後は、気仙沼市本吉町の前浜コミュニティセンター建設委員長の方から、コミニュティーセンター再建までの経緯などをお聴きし、一日目のプログラムを終了しました。


研修最終日は、再建された前浜コミニュティーセンターで、今回の再建プロジェクとで協働したシャンティ国際ボランティア会のスタッフの方から、今回の震災対応の方法などのお話をお伺いしました。



そして、最後に、この三日間で学んだことを今日、東京で行われる最後の対策本部会議で、南海トラフ巨大地震対応に関する提案するためのまとめを行い、南海トラフ巨大地震発生時の対応をする決意を固めました。

南海トラフ巨大巨大地震発生時には、下の写真の方々が中心となって震災対応に活躍されることになります。(野口)