今週の火曜日・水曜日(10月21日・22日)、日本福音ルーテル女性会連盟・東教区女性会の被災地訪問が7名の参加者により行われました。初日はルーテル教会救援が子ども支援として支援していた地元のNPOアシスト・エフワンの方と共に道の駅で昼食を取りながら、被災地の子どもの状況などのお話をお伺いしました。
その後、近くの仮設追波川河川団地集会所で、地元の河北ボランティア友の会の方と仮設住宅で布草履を製作されている方々とご覧の持ちよりのおいしい手作り品を頂きながら交流会を行いました。
その傍らでは仮設住宅での新しい製作品が女性会のメンバーに紹介されていました。
そして、暫くすると、まさに膝を突き合わせての親密な交流会となりました。
その後、隣の仮設追波川多目的団地集会所でつるしびな製作をしている華の会を訪問し、新商品などの紹介を受けました。
一日目の最後は、大川小学校訪問。現在、訴訟にまで発展してしまった元小学校校舎は寂しげ表情を浮かべているように見えました。
二日目のばしめは牡蠣養殖のための共同倉庫を支援した牡鹿半島の漁協を訪問し、ルーテル教会救援に様々な支援情報を提供して下さった地元のご夫妻にお話しをお伺いしました。
その後、ワカメ販売支援を続けている北上町十三浜のワカメ養殖家のお宅を訪問し、様々なワカメ料理をいただきながら、現在の復興状況などのお話をお聴きしました。
帰りにはわかめのお土産もいただき、参加者の皆さんの顔は笑顔に溢れていました。
その後、最後の訪問地、気仙沼・前浜のコミニュティセンターに向かう途中、南三陸町の元防災センターを訪れ、津波の恐ろしさを改めて痛感しました。
そして、最後の訪問地、前浜コミニュティセンターを訪問し、現地の方から建設の経緯などのお話をお伺いし、一路、仙台駅に向かい、それぞれの新たな被災地への思いを抱え、帰路につきました。(野口)