2011年4月15日金曜日

支援センターとなりびとレポート多賀城ボランティア報告20110415


今日は多賀城ボランティアセンターを通して、鶴ヶ谷教会の鈴木と長期ボランティアの市川さんがボランティアに参加してきました。

〈1日のスケジュール〉
9:00仙台教会出発
9:40多賀城ボランティアセンター到着、登録
10:30依頼、多賀城ボランティアセンター出発
10:50活動開始
12:30昼休み
13:00午後の作業開始
13:50作業終了
14:30多賀城ボランティアセンター到着、報告、解散

〈活動の概要〉
・多賀城ボランティアセンターに登録して、依頼が割り当てられ後に活動を行いました。


・参加人数は6名(男4名女2名)。

・今回は多賀城市桜木地区の個人宅の清掃を依頼されました。

・家主は福島に避難するため、今住んでいる方は一時的に家を借りているようです。

・借りたものは角スコップ×3、一輪車、蛇口用のホース、水タンク、デッキブラシ、泥をかきだすモップ×2、土嚢袋×50。

・桜木2丁目地区は地図上では断水地域にあるが、水は出ていました(多賀城市全体で水道が復旧するのは16日?)。

・作業は庭にある倉庫の荷物を運び出す→倉庫内の泥をかきだす→ガラスケースなどを壊して土嚢袋に詰める→庭にある泥やごみを土嚢袋に詰めるという順に行いました。

〈今日の感想〉
今週から小学生から高校生までが新学期をスタートさせていることから、センター内の学生は若干少ないように感じました。

多賀城は先月に行った時よりも確実にきれいになってきており、45号線も脇に並んでいた廃車の列も少なくなっていました。

このことから、多賀城周辺は生きるという最低限の状態を脱し、少しずつ従来の生活に戻ろうとしている段階のように感じました。

道の至るところには家から運び出した家具などが並んでいましたが、今日もそれを回収している車がいました。

水に漬かった家具をすべて運び出さなければならないため0からのスタートにはなりますが、それでも新たな一歩を踏み出すための準備が少しずつ整ってきていると感じました。


鶴ヶ谷教会・鈴木翼