2011年5月8日日曜日

長島さんレポート20110506


 多くのボランティアのみなさんが、困難を乗り越えて厳しい活動をなさっていらっしゃることに心から敬意を表します。ボランティアのみなさんの笑顔は、直接支援をなさった被災地の方々ばかりではなく、ブログを読む全ての読者に勇気を与えます。

 個人的な関係で申し訳ありませんが、宮古にいる教え子が写真を送ってくれました。知人のリース会社の社長さんがプレハブ小屋を提供してくれたそうです。
 メールには、「プレハブ店舗、オープンしました。皆さんの優しさに、感謝、感謝です。」とありました。
 当然のことですが、岩手県では、被災地における住宅の新築を禁止しています。電話で話を聞いたところ、川部君は何度もお願いして、あくまでも一時的な店舗であり、復興計画に従うことを条件に許可を受けたそうです。
 復興といっても、何年後になるかがわからない状況です。地元で個人商店を経営なさっている方々にとっては、待つ余裕もないことでしょう。
 また店舗と言っても、電気も電話もありません。流通も不十分で品揃えも時間がかかるだろうとのことでした。気持ちを切らさないように頑張ってほしいと願っています。
 昨日の子供の日に、3月に行けなかった墓参りに行きました。亡くした息子が入っています。場所によってですが、多くの墓石に被害がありました。葛岡墓地の入り口に、これまで見たことが無かった大きなプレハブ建物が建っていました。臨時の遺体安置所でした。墓地では、納骨をなさっている場面に出合いました。今回の被害者であるかは不明ですが、胸が詰まりました。
 仙台市の一番町で家族で昼食を摂ったあと、三越デパートで開催されている震災の写真展を見ました。地元の新聞社である河北新報の報道写真でした。手で口を覆っている方、目がうるんでいる方も少なからずいました。わたしも胸に迫ってくるものがありました。
 5月は、わたしが最も好きな月です。故郷の富山では、子供の日には近くの神社の祭りがあって露店が並び、こどもたちは神輿をかついで町を練り歩いたものです。小さな美しい花が咲き競い、新緑がわたしたちを包んでくれます。人の営みの復興は容易ではありませんが、自然は、今年も美しい姿を見せてくれています。被災地のみなさんも、ボランティアをなさっているみなさんも、美しい自然に包まれて癒されることをお祈りします。
 ボランティアのみなさんばかりではなく、日本中、世界中で被災地に心を配ってくださっていることを感謝します。実際に、九州からもボランティアに来てくださり、関西からも牧師先生方がいち早く駆けつけてくださいました。それらの方々を送り出してくださった多くの皆さんに感謝いたします。引き続きご支援をお願いいたします。

さあて、職場も突然忙しくなりました。明日も、学生からの要望でゼミの予定です。わたしもがんばらなくてはと思っています。

仙台教会 長島慎二