2011年5月5日木曜日

[鈴レポ]飯野川、登米、津山町

5月4日の鈴木たすくさんのボランティアレポートです。
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道の駅「上品の郷」にて東北応援メッセージ

〈飯野川第一小学校にて〉
・大学のボランティアで教員4人を含めた7人で活動をしました。
・今回は伝達ミスのせいか活動に参加できる子供が1人しかいなかったため、午後からの活動は登米への物資輸送に切り替えました。
・ゴールデンウイークを利用して、道の駅でも公民館でもチャリティバザーを行っていました。
・飯野川第一小学校では、昼に沖縄のボランティアさんが沖縄そばを用意してくれていました。
・それでもボランティアさんが来ない時は1日2食(9:00と17:00に)の配給しかなく、それもおにぎりなどの炭水化物しかないそうです。
・お菓子は支援物資として届いているので、余っていました。
・飯野川第一小学校は雄勝町の方々しかいないため気兼ねなく過ごせているが、隣の飯野川中学校には色々な地区から人が来ているためもっと人が多いそうです。
・学童は新中学1年生に対して小学校算数の復習、地理の県名覚えを行いました。

〈登米公民館、津山町若者総合体育館にて〉
・飯野川第一小学校で余っていた支援物資(主にランドセルなど)を登米公民館、津山町若者総合体育館の2ヶ所に輸送しました。
・配ったもの:ペンケース、鉛筆、色鉛筆、ノート、絵の具、石鹸、タオル、歯ブラシ、習字セット、裁縫セット、鍵盤ハーモニカ、手提げカバンなど。
・ランドセルは2ヶ所とも足りていたようでした。
・ニーズがあったもの:シャープペンの芯、鉛筆削り、修正液、くまのぬいぐるみ(ピンク)など。





登米公民館


飯野川第一小学校でふるまわれた沖縄そば
〈感想〉
今日は学童ボランティアでしたが、伝達がうまくいかずに活動がスムーズにいかなかったのは少し残念でした。
その代わりに避難所の方々とお話をできたり、別の地域で物資援助できたのは良かったと思います。
輸送したのは主に学用品でしたが、子供以外の人たちにも人気がありました。
支援物資は自由に好きなものを持っていってもらったのですが、ものを選ぶ楽しみも人々の癒やしに繋がるとある先生がおっしゃっていました。
子供たちが楽しみながら選んでいる様子を見て、本当にそうだと思いました。

まだまだ満足にショッピングすることもできない人もいる中、こういった活動は必要だと思いました。

役所に物資を送ってしまえば手っ取り早いかもしれません。
しかし、役所を通してでは公平さを保つため、行き渡るのも遅くなりがちです。
もしできるのなら、たとえ余ってしまってもいいから直接運んでいくのがいいと思いました。



<一日のスケジュール>
7:40 仙台駅出発
9:00 道の駅到着、ミーティング
9:50 飯野川第一小学校到着、活動開始
13:20 活動終了、飯野川第一小学校出発
14:00 登米公民館到着、物資援助
15:30 津山町若者総合体育館到着、物資援助
16:10 津山町若者総合体育館出発
18:10 仙台駅到着、解散