４月２５日から３０日の間の５日間は仙台教会の台所整備とボランティア達への食事作りに専念しました。
残りの１日は気仙沼に車を配達に行った方々に同行し被災地の一部を見ました。
仙台に到着した時は未だ礼拝堂に間仕切りも無く、２畳くらいの空間がある牧師準備室に簡易畳を２枚敷き飯田教会の女性ボランティアと一緒にやすみました。当時は未だ朝方は寒く、寝袋だけでは寒さをしのぐことは出来ませんでしたが、幸いフリースの薄いかけ布を持参していたのでそれを使い、その上ダウンジャケットを着て寝ました。
石巻に出かけていくボランティア達は６時に大きなおにぎりを３個持ち、仙台教会を出発します。おにぎり１個は車の中で朝食とし、残りの２個はお昼ご飯にしていたそうです。そこで朝ごはんのおかずにと卵焼きや果物などを添えることにしました。ところが泥掻きなどの作業をする中でのお昼はとても食欲もわかず、お握りも残してくる若者もいました。
滞在中は、夕食はせめて暖かいものをと考えて準備しました。十分なことは出来ませんでしたが、キッチンスタッフ第一号として後続のスタッフが少しでも快適な環境で食事を準備できるようにと頑張りました。
被災地で長時間の肉体労働をしてくるボランティアの皆様を支える裏方が必要です。常時キッチンスタッフが与えられますように願っています。
安藤淑子（蒲田教会）
