私は、導きによって、出演者としてこの祭りに関わる機会を与えられ、ギターの弾き語りを披露させていただいた。拙い演奏にもかかわらず、多くの方々が暖かい拍手と声援をくださった。心から感謝している。
「お祭りを見に来られる人は、まだいいんです」と、曹洞宗ボランティア会スタッフの武田さんは言った。色々な理由で、仮設住宅から出て来られない人たちがいる。個別訪問をして、そういう人を見つけることが、イベントの大きな目的のひとつなのだ、と。
私にも、お祭りの手伝いはできた。しかし、本当に大切なことは継続の中でしかできない。これからも関わり続けなければ、と強く思った。
大塚和人(大宮教会)