スワン・国際協力の会さんと共同で行ってきた
女性のための心の癒し時間イベント。
第3回目の9月18日は小原流の三浦先生のご協力の下
石巻・東松島で被災された女性10名をお招きして、
お花教室を開催いたしました。
三浦先生のご指導に従いながら、
思い思いの生け花をアレンジ。
お花教室の後には、皆さんでお茶をしながら
津波のときのことや、近況について分かち合いました。
「今でも一人で居るとつらくなるんですが、今日はお花に癒されました」
「仮設に移りましたが、あまりの狭さに家族にも気をつかって
暮らしています」
「なんとか日常に戻りつつあるので、今度はもっと大変な方々の
お手伝いがしたいです」といった、震災後半年経った生の声が聞かれました。
「どんなに掃除してもかび臭さがとれないんです」という悩み事には、すかさずよく聞く消臭方法のアドバイスをしてくださる方がいらっしゃったりと、話しはつきません。
お帰りの際には、皆さんにルーテル教会の方々からのメッセージカードと、おすそわけセットをお渡しさせていただきました。
スワン・国際協力の会さんは、ルーテル教会救援が撤退した後も石巻で女性プロジェクトを継続していきたいというお考えをお持ちで、ルーテル教会の活動期間3年間の間に自立できるようになりたいと考えていらっしゃいます。
そこで、スワン・国際協力の会さんの資金作りの一環として
「被災地の花」ポストカードを作成し、販売を始めることになりました。
また、女性の手仕事プロジェクトを立ち上げ、キャンドル作りや石鹸作りに取り組んでいこうという案も出ています。
スワン・国際協力の会さんが自立して石巻で活動できる団体になれるようにルーテル教会救援でお手伝いさせていただきたいと思っています。