2011年10月2日日曜日

となりびと報告111001 海苔はがし

昨日(10/1)、東松島市宮戸西部漁協のお手伝いに行ってきました。
以前、ボランティアバスパックで津波で入った泥を出す作業をした海苔加工所での作業でした。

津波で動かなくなった海苔製造機械の中に、震災以後ずっと入りっぱなしになっていた海苔を取り出し、それを1枚1枚剥いでいくという作業でした。

海苔加工所内に入ると、写真にあるような海苔の乾燥板(?)が山のように積まれており、これを1枚1枚剥いでいくのでした。

ざっと数えてみると10枚の海苔が載ってい乾燥板はおよそ2000枚ほどありました。つまりは2万枚の海苔を手作業で剥がなければなりません。

加えてまだ乾燥板を取り出していない機械がもう1台あり、そちらの機械の中には乾燥板2500枚=海苔25000枚入っているとか。

津波が入った加工所の機械の中にずっと入ってたので、海苔にはカビが生えており、剥がすたびにカビが飛び散るという悪環境の中の作業でした。

ルーテルボランティア5人と漁協の若い男性4人とで機械の中から板を取り出す作業と海苔を剥がす作業をしたのですが、当然ながら1日では終わらず、来週に持ち越しです。

海苔はがしは1万枚ほどはやったでしょうか。

膨大な作業量なので、一人でも二人でも手伝いに来てくれると助かると言われました。
来週はボランティアの数が少ないので、もし突然行けるとなった人はぜひ手伝いに来てください。