”手仕事”を通して、被災地支援を行っている三者がトークゲストとして参加し、被災地で手仕事を行うことになった経緯や現状、課題などを発表しました。他のグループの活動報告もとても参考になりましたが、参加者の方からも「売るために作るのか、やりがいのためにつくるのか、喜びのため作るのか、最終的に被災者自身が望む方向を大切にしてほしい」など鋭いご意見や質問をいただき、とても勉強になりました。火星の庭のおいしいコーヒーや紅茶、各地から差し入れされたお菓子をいただきながらの、とても充実したひとときでした。
午後は、午前から北上町のトンボ玉作りに参加していたスタッフ・ボランティアの方と合流し、北上町大須にて、自宅避難者の方々のための布団配りをお手伝いさせていただきました。
震災から7か月以上が過ぎましたが、いまだに布団といった生活必需品の配布にも多くの方が集まられ、必要なものがまだまだたくさんあるのだということを痛感させられました。
石巻組も、津波の浸水被害を受けたお宅の荷物出し(畳や家具など)を行い、まだそうしたニーズがあること、震災の日から時が止まったままのお宅があるということを改めて感じました。作業終了後は、そこにお住いのご夫婦に当日の様子などを伺い、アメリカからいらしたボランティアのみなさんにも深く印象に残ったようです。
本日、横浜からいらした伊藤牧師も東京との温度差を感じられたとのことですが、必要な支援はまだたくさんあるのだということを、スタッフ一同強く感じた一日でした。