となりびとボラ20111112コンサート＆花畑作り

11月12日は、東松島と北上組に分かれて活動しました。

東松島のひびき工業団地では、フィンランド女性フィフティネンさん、小沢さんによるミニコンサートが行われました。小沢さんのギターにのせ、フィフティネンさんがフィンランドの讃美歌などを披露。素敵な歌声が響き渡り、リズム感の良い男の子が会場を盛り上げてくれました。そして小沢さんの『ふるさと』には涙を浮かべる方もいらっしゃいました。 

一方北上組は、長塩谷という集落で瓦礫拾い。熊本からルーテル学院の先生１名とPTAの方１名、生徒会の生徒さん３名を迎え、総勢６名でのお手伝いです。

 長塩谷というこの集落は、25世帯のうち24世帯が津波で被害を受けました。集落の一番奥に住むSさんが、津波で更地になった場所に花を植え、周囲に元気を与えようと孤軍奮闘しておられます。秋の初めの頃には、沢山の道路端のコスモスに励まされました。本日瓦礫を拾った場所には、沢山の菜の花が植えられるそうです。菜の花が一面に咲く日が楽しみです。

Sさんは、「波を被った所に雑草が生えてきてくれた時はとても嬉しかった」とおっしゃられていました。日頃あまり歓迎されない物が、人に力を与える事も時としてあるものですね。これからも長塩谷地区の花畑計画は続きます。