10月22日(火)は、仮設大森第三団地集会所での大森コスモス会の活動でした。るうてるホームの方からご提案いただいた、「ふうせんかづらのおさる作り」に取りかかりました。
この日は、いつもは金曜日に開催される絵手紙教室と予定がかぶり、机が使われていたため、ルーテルで支援した椅子を並べ、座布団を敷いての手仕事時間でした。
小さい布を器用に縫い込み、おさるの胴体部分を仕上げました。見本は一枝に8匹乗っていたのですが、9匹にして『くなんさる(苦難去る)』に仕上げるそうです。
また、手仕事時間と被ってしまい、絵手紙教室は参加者が少なめです。「せっかくだから、参加してみなさい」と皆さんに勧められ、スタッフOも挑戦してみました。
絵手紙の、あの独特なタッチの理由を初めて知りました。筆を力を抜いて長く持つというその方法は意外と難しく、筆が必要以上に揺れないようにと、筆を動かす時に無意識のうちに息を詰めてしまい、描き上がると、ふーっと大きな深呼吸でした。ずっと続けていらっしゃるみなさんは、さすがの仕上がりでした。
「仮設にいる間にいろんなことに挑戦したい」「ここに来て、楽しいことにたくさん出会った」と、いつも前向きにお話してくださる仮設大森団地の皆さんに、いつもこちらが励まされています。(押)