【報告】第3回日本福音ルーテル教会女性会連盟現地見学会(復興ツアー)20131108・09

 

 11月8日・9日と第3回日本福音ルーテル教会女性会連盟現地見学会(復興ツアー)がご覧の通り、紅葉真っ盛りの中、行われました。

初日は、福岡・名古屋・静岡から6名の方が参加され、JR仙台駅から一路、気仙沼市本吉町前浜に完成したコミニュティーセンターに向け、片道120kmを車で移動し、現地スタッフからコミニュティーセンター完成までの道のりについての説明を受けました。

その後、気仙沼市のお隣の南三陸町に移動。防災センターと仮設商店街を訪問し、高台から灯りのほとんどない町を目の当たりにしました。

 二日目は、道の駅で被災地の商品を購入し、仮設追波川河川団地集会所での交流会に臨みました。

 交流会では参加者の方々の自己紹介後、地元の方が用意してくださった赤飯やデザートなどをいただきながら、被災体験に基づくお話などをお聴きしました。

 その後、大川小学校を訪問し、偶然にも大川小学校のご遺族の方のお話をお聴きすることができ、この場所で起きたことの重大さを改めて痛感させられました。

 一行は大川小学校を後にし、450世帯が生活する大規模仮設団地の一つ、大森団地でお茶っこサロンのチラシ配りを体験。

 その後、今回の震災で最も被害の大きかった石巻市南浜町を訪問しました。

近くの日和山から町のすべてを失った光景を一望し、今から2年8ケ月前に起きた悲劇に思いを馳せ、今回の現地見学会を終えました。(野口)