最終回の今回は参加者は少なく、1日目の1/11(土)は、長野から2名と石巻から2名の方の参加でした。
午前10時に仙台教会に集合し、1時間ほどルーテル教会救援の南相馬での活動等について、スタッフSから説明があり、その後、一路南相馬に向かいました。
大寒波が来ている最中でしたが、この日はそれほど気温も低くなく、雪もなし。
休日ということでか、南相馬に続く国道6号線は南相馬の道の駅まで、けっこう混んでいました。
相馬の道の駅で昼食後、13時半すぎに六角支援隊の拠点であるホテル六角に到着。
そこで、支援隊の代表の大留さんより、震災当日の話やその後の支援隊の取組み、また南相馬の現状などについて話をいただきました。
大留さんによれば、南相馬では3~4か所に家族がバラバラになって暮らしているケースも多く、ここに残っているお年寄りのケアをどうしていくかが目下の課題だそうです。
また先月末に六角支援隊の活動をまとめた本を出版されたそうで、献本頂きました。
南相馬の方から支援してくれた人たちへのお礼の手紙なども書かれているそうです。
出版社の以下のサイトで購入できるようなので、関心ある方はぜひご覧ください。
お話を聞かせて頂いた後、南相馬市内を案内していただきました。
2012年4月に警戒区域が解除された小高地区を中心に案内していただきましたが、だいぶ片づけが進んだとは言え、まだまだ津波で壊れたままの家や岸壁がそのまま残っており、田んぼなどにも車などが残っていました。
小高地区は、日中は入れるものの住むことは許されていない地域なので、中心街だったところには、倒壊した建物は片づけられたものの、ほとんど人影がありませんでした。
【参考記事】
焦点/南相馬・小高区 警戒区域解除1ヵ月/地域経済復活見えず
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20120525_01.htm
(佐藤)