支援活動は3/15で終了しましたが、最後にオプショナルで聖望学園高校対象のスタディツアーを実施しました。今回の参加者は生徒4名に先生1名。生徒4名のうち2名は今回が3回目の訪問。2回目が1人と初めてが1人でした。
初日の3/20は、午後3時前に仙台に到着し、その足で仙台市若林区の荒浜経由で名取市の閖上地区を訪問しました。
この日は、朝から雨が降っていたのですが、次第にみぞれに変わり、市内では5~6㎝べちゃべちゃした雪が積もる事態になりました。
風も強く横殴りの冷たい雨だったため、閖上中学校や閖上港を簡単に訪問し、仙台教会に戻って後、オリエンテーションと震災に関するビデオ視聴をして、1日目は終わりました。
※写真を撮り忘れました。
2日目(3/21)も荒れた天気になりました。
仙台教会周辺も普通の靴では半分以上埋もれてしまうくらいシャーベット状の雪が積もったため、みんな長靴を履いての出動です。
仙台から大川小学校に向かいます。
大川小学校周辺は、仙台とは打って変わって雪はありませんでしたが、雨であちこちに大きな水たまりができていました。
今回ここに来るのは3回目という生徒は、今回はこれまでとは違う印象を受けたようです。
その後、南三陸町の志津川を訪問。
解体か保存かがまだ決まっていない防災庁舎を訪問した後、
さんさん商店街を訪問しました。こちらは10㎝近く雪が積もっていました。
さらに北上し、気仙沼市本吉町前浜地域のコミュニティセンター(前浜マリンセンター)へ。
この日、地域の人々によるイベント「おらほのとっておき」が開催されており、その中で津波体験を聞く時間があったので、それに参加。
90歳と80歳くらいの話し手の方から、3年前の東日本大震災の時の津波の話だけでなく、昭和8年(1933)の津波や昭和35年(1960)のチリ地震津波の体験についても話を聞きました。
その後、さらに北上し、岩手県の陸前高田市へ。
市街地は本当に何もなくなっており、かさ上げ工事を円滑に進めるためのベルトコンベアーが建設中でした。
その脇に立つ奇跡の一本松を訪問。
それから石巻へと南下。
夜は、石巻市の「NPOお茶っこケア よってがいん」に泊めてもらいました。
(佐藤)