9月13日から15日までの3日間、ルーテルとなりびとでのボランティアに参加させていただきました。関西に住んでいて、一度も東北地方に行ったことなない私にとって正直今回の震災はテレビの中だけの出来事、外国の出来事でしたが、実際に仙台、石巻の地を踏んだことではじめて震災のリアリティを感じることになりました。
なにより強く感じたのは現地スタッフの方の働きの尊さです。ちょうど立野師と伊藤師の派遣終了の時期でしたが、佐藤さんや遠藤さん達、現地仙台に住まわれてルーテルとなりびとのボランティア活動の土台を支えてくださっている皆さんの働きに心から感謝すると同時に、なにより健康が守られ、また気持ちも支えられていくようにお祈りいたします。
私は仮設住宅へのおすそわけをさせていただきましたが、人と人のつながりのすばらしさを見せていただきました。そこには現地スタッフと被災者の方の間に時間をかけて築かれつつある絆がありました。私のような短期間のスタッフがボランティアに参加させていただき、なにかしら奉仕させていただけるのも現地スタッフのみなさんの存在があってのものだと思います。
支援する人がいて、支援される人がいます。それぞれにそれぞれの状況、事情がありますが、それでも人と人がとなりびとになって明日への歩みを進めています。
関西にいる私は、現地での長期的な支援に直接携わることはできませんが、今回の参加で出会ったお一人お一人の顔を思い出しながら祈りたいと思います。そして、神戸で何ができるか、自分にも周りにも問い続けていきます。
ルーテルとなりびとの働きがますます用いられますように。
ボランティア 小宮山(北鈴蘭台教会)
ルーテルとなりびとの働きがますます用いられますように。
ボランティア 小宮山(北鈴蘭台教会)